入れ歯を快適に長持ちさせるコツ
既に調子良く入れ歯をお使いの場合にも、定期的な検診をして、入れ歯やその他の歯をお手入れがとても大切です。 その理由は3つあります。
長持ちさせるため
入れ歯の素材によって程度は大きく変わりますが、長期間使用していると、入れ歯がすり減ったり、
小さなヒビが入ったりする場合があり、少しずつ痛んできます。
入れ歯の痛み具合を定期的にチェックすることで、
入れ歯を長持ちさせ、突然壊れて使えなくなったりするのを防ぐ事ができます。
痛みが出るのを未然に防ぎます
入れ歯は顎の骨の上にのっています。
実は、誰でも年齢を重ねると、骨がだんだん痩せてしまい、入れ歯が少しづつ合わなくなってきます。
合わなくなってしまうと、食べ物がすぐに詰まったり、痛みが出るといった、様々な不具合が起こります。
定期的にチェック・調整を行うことで、辛い痛みや不具合が起こることを未然に防ぐことができるのです。
残っているご自身の歯を守る
3つ目は、まだ残っているご自分の歯をお手入れして守るためです。
部分入れ歯の多くの場合、残っているご自分の歯に、入れ歯を支えるバネをつけます。
この支えになる大切な歯がダメになってしまうと、入れ歯が使えなくなってしまいます。
そうなると、また、最初から入れ歯を作り直す必要が出てくる場合があります。
金銭的にも負担が大きくなってしまうのです。
このように入れ歯は、型を取って、作って終わりではありません。
むしろ、作ってからが「始まり」とも言えます。
作製した医院が遠方の場合でも、お近くの歯科医院でメンテナンスを実施してもらえるところは必ずあるので、しっかりと定期的に通われることをおすすめします。