金属床義歯
入れ歯を入れた場合、『話しにくい、違和感がある、食事がおいしくないなどの悩み』を良く聞かれます。
これは、入れ歯の全体をプラスチックで作っていると、どうしても避けられない問題です。
金属床義歯の場合、入れ歯の基礎の部分を金属で作ることで、より薄く、丈夫に、違和感も少なく、また食べ物の温度(温かさ、冷たさ)などを感じながら、味わって食べることが出来ます。
そのため、上記に上げたような悩みを解決できる義歯なのです。
チタン床義歯
チタン床義歯の長所
- 重量が軽く、顎になじむので、快適に使用できる。
- 金属床の中で、最も薄いので違和感が少ない。
- チタン床の場合、人工関節にも使われている素材で体への親和性が高い。
- 口の中が広く感じるので、舌が動かしやすい(美味しく食べることができる)
- 温度を感じることができる(美味しく食べることができる)
- プラスチック義歯に比べ、汚れがつきにくいので清潔に保ちやすい。
チタン床義歯のデメリット
- 金属床の中でも高価である
- 口を開いたときに、バネが見えてしまう
コバルトクロム義歯
コバルトクロム義歯の長所
- 金属床の中では比較的費用の負担が少ない
- バネが小さく目立ちにくい
- 口の中が広く感じるので、舌が動かしやすい(美味しく食べることができる)
- 温度を感じることができる(美味しく食べることができる)
コバルトクロム義歯のデメリット
- 少々、バネが見えてしまう
- 義歯が少し動く
- チタン床義歯に比べてやや重い
ゴールド床義歯
ゴールド床義歯 の長所
- 見た目が豪華
- 身体への親和性が高い
ゴールド床義歯 のデメリット
- 金属床の中で、最も高価で金額が高い
- 他の金属床に比べて、重量が重い
- 金額の割にメリットが少なく、あまりおすすめ出来ない
大阪入れ歯専門サイトの金属床義歯費用 保証:5年
総入れ歯 | 部分入れ歯 | |
---|---|---|
チタン床義歯 | ¥400,000 | ¥380,000 |
コバルトクロム床義歯 | ¥300,000 | ¥280,000 |
ゴールド床義歯 | ¥520,000 | ¥467,500 |
※部分入れ歯は本数によって金額が変わります。上記は残存歯4本のケースです。
※保証について詳しくはこちら
症例について
N様は、奥歯を中心に歯が無くなっており、咬み合わせが不安定な状態でした。残っている前歯にも負担がかかってきて、満足に咬めない状態になっていました。
このため、金属床で上下の歯を支えながら、しっかりとした入れ歯で力を負担するようにしました。
その結果、下がってしまっていた咬み合わせを元に戻し、安定して咬むことが出来るようになりました。
それまでは、毎年のように保険の入れ歯で作り直しされていましたが、金属床にしてからは8年経過しましたが、今も調子良く使っていただいており、喜ばれております。